Scientific Reports & プレスリリース

当研究室の強誘電体ナノロッドのドメイン制御に関する論文がScientific Reportsに掲載され、プレスリリースされました。ナノスケール強誘電体の形状やサイズ、さらには周りの環境で電荷遮蔽とその影響を操作することで、ドメインを制御できることを明らかにしました。

Charge Screening Strategy for Domain Pattern Control in Nano-scale Ferroelectric Systems, Sci. Rep. 7, 5236 (2017).

プレスリリース:振動発電の高効率化に新展開:強誘電体材料のナノサイズ化による新たな特性制御手法を発見

本成果は、物質・材料研究機構(坂田修身先生)、東京工業大学(舟窪浩先生)、愛知工業大学(生津資大先生)、静岡大学(脇谷尚樹先生)、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(Nava Setter先生)との共同研究によるものです。

追記:日刊産業新聞(7/14)、化学工業日報(7/31)にも記事が掲載されました。

J. Ceram. Soc. Jpn.

強誘電体膜の電気熱量効果の測定手法に関するM2松尾君の論文がJ. Ceram. Soc. Jpn.に掲載されました。おめでとうございます。

ICE2017

5/28〜5/31にかけて名古屋大学で行われたThe 8th International Conference on Electroceramics (ICE2017)で、D1の近藤君とM2の松尾君が以下の発表を行い、近藤君がYoung Presentation Awardを受賞しました。おめでとうございます。

セッション発表者題目
PosterS. Kondo, T. Yamada, A. K. Tagantsev, N. Setter, M. Yoshino, and T. NagasakiTheoretical Investigation of Influence of Strain on Electro-optic Effect in Ferroelectric Thin Films(ポスター発表)
PosterS. Matsuo, T. Yamada, T. Kamo, H. Funakubo, M. Yoshino, and T. NagasakiIndirect Measurements of Electrocaloric Effect in (001) (Ba, Sr)TiO3 Thin Films by Positive-up-negative-down Method(ポスター発表)

講義:Paul Muralt先生

5/30にスイス連邦工科大学ローザンヌ校(Swiss Federal Institute of Technology – Lausanne (EPFL), Switzerland)の教授であり、IEEE-UFFC Distinguished LecturerのPaul Muralt先生が来学され、圧電薄膜の合成とデバイス応用について講義をしていただきました。

講義題目: Pushing the Performance of Electro-Mechanical Thin Films

2017 Joint IEEE ISAF-IWATMD-PFM

5/7〜5/11にかけて米国・アトランタで行われたThe 2017 Joint IEEE ISAF-IWATMD-PFMで、M2の松尾君が以下の発表を行い、Student Poster CompetitionのFinalistsに選ばれました。おめでとうございます。

セッション発表者題目
PosterS. Matsuo, T. Yamada, T. Kamo, H. Funakubo, M. Yoshino, and T. NagasakiNonlinear Electric Field Dependence of Electrocaloric Effect in (001)-epitaxial (Ba,Sr)TiO3 Thin Films(ポスター発表)

Student Travel Grant

M1の松尾君が米国アトランタで行われる国際学会2017 Joint IEEE ISAF-IWATMD-PFMのStudent Travel Grantに選ばれました。おめでとうございます。